書評

新入社員におススメの一冊 すーさんのガリガリ君ヒット術 

             

商品開発のご相談を受けて、調べものの中で、こんな本を見つけました。低単価の商品をいかにヒットさせるか?ロングランさせるか? 氷菓で有名な「がりがりクン」は、独特のキャラクターと価格設定、そしてポタージュ味や、口コミにもなったマーケティングを展開しています。いまでこそ、名前が知れ渡った商品となっていますが、
がりがりクンは製造元の赤木乳業の倒産の危機を救った社運をかけたプロジェクトだったのです。
ロングヒットヒットを生み出すにはどんな苦労やアイデアがあったのでしょうか?

10年間で1000億の伸び

温暖化の影響もあるのでしょうか? 2015年までの統計を見ると、アイスクリーム類及び氷菓販売金額の推移市場は10年で3558億から4647億円と1000億ほど市場を伸ばしています。 日本アイスクリーム協会より

企画の9割は失敗する

マーケットは成長しているもの競争は厳しいものです。毎年多くの新商品がリリースされても、1年後に生き残るのはごくわずかです。
これは面白い!売れる!といった企画でも、9割は失敗するとも言われています。
この本には、ヒット商品を作るアイデアの作り方とともに、90%失敗する新商品開発について、
心の持ちようや、社会人としての仕事への取り組み方など、がりがりクン一筋 48年 赤木乳業 監査役の鈴木政次氏がわかりやすく解説しています。 これから社会人になる方にもおすすめの一冊です。

動画で書評しました。 すーさんのガリガリ君ヒット術

皆様にもおすすめ、1時間ほどで読めます。

あとはやるかやらないか

LINE 森川亮前社長に聞く「ヒットの秘訣」にてこのようなことが書かれています

研究し仮説を立て、検証する。これはやろうと思えば誰でもできること。なのに成功する人としない人がいるのは「やるかやらないか」の違いです。

これだけの変化の時代ですから、先が見えなくて誰もが不安になる。だからといって、じっとしていてもいいことは何一つない。不安を解決するためには行動するしかないんです。

今は、砂漠にいるようなものです。生き残る方法を100通り考えたけれど、確率が高いものでも10%しかない。だけど何もせずに死んでしまうより、10%にかけて行動したほうが、ずっとましです。

何かをやる前に喧々諤々と会議したり、資料を集める会社がありますが、いくら話し合っても行動しなければ成功しない。行動したところで、上手くいくまでの道のりは長いものです。 とにかくやってみること。行動こそが未来を切り開くのです。

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