SEOの考え方 中小企業の検索対策はオウンドメディアしかありません。
2015/12/10
検索対策をSEO会社に外注する時代ではなくなりました。
これは↓イラストですよ。うちの会社は閉店していませんので(笑)
WEB集客では、検索エンジンからお客様を呼び込むため、特定のキーワードでGoogleの検索で上位に表示させるための検索エンジン最適化(SEO)を行う必要があります。
SEOを外注するということは、検索上位に表示させることです。
しかし、今までの外注するSEOは、ほぼ終了しているといっていいでしょう。
2012年までのSEO会社の多くは、Googleの検索アルゴリズムを研究し、検索上位にするための法則を見つけ
HTMLタグのチューニング、キーワードを詰め込む、外部リンクの獲得などの方法がとられてきましたが、
すでにアルゴリズムの解析はほとんど無理になっているようです。
SEOのプロフェッショナルとして有名な辻正浩さんも、ツイッターでつぶやいています。
既に辻さんの常識では考えられないレベルで順位が変動しているとのコメントのあとに・・・
今の状況だとアルゴリズムをしっかり把握しようというタイプのSEOをやるのは全くおすすめできないなあ。アルゴリズムと向き合わないSEOで価値を出せるなら、そちらに注力するべきかと。
それから離れられない、やらないといけない人もいますけどねorz……
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) 2014, 12月 9
Googleのメインサービスである検索エンジンは、ものすごい進化を遂げ(進行形)いまやアルゴリズムから解析し、
順位を操作することは不可能です。
もう一人のSEOの権威である住太陽さんのブログに書かれているとおり
価値のともなわない小手先の検索エンジン対策に走るのではなく、中長期的な視野で価値の高い情報発信を行っていきましょう。
そして SEOの作業とは
日々のSEOの作業の中心は、検索者のニーズに沿った有用で高品質なコンテンツを継続的に制作・発信していくことです。
引用:http://www.searchengineoptimization.jp/
これからは、順位を上げます!というSEO会社などはほぼ壊滅、自分でお客様に役立つ情報を作ってあげていく以外無いのです。閉店はSEO業界のことですね・・・・
コンテンツは自分で作るのが基本です。
この1.2年、SEO対策として、外部のライターにブログの記事を依頼する「コンテンツSEO」というのが多く見受けられます。SEO会社の新たな商品と言えます。
コンテンツSEOとは、ブログなどのコンテンツを配信し、検索対策を行う方法ですが、
SEO会社の商品としては、「忙しい経営者のために、ブログの記事を代筆し、コンテンツを増やす手法。」です。
クラウドファンディング、アフィリエイターなどの外注先を使って記事を書かせる。
コンテンツにキーワードを散りばめて、ウェブサイトの内容を膨らませ情報が多いサイトとしてGoogleに評価してもらうことが目的です。
SEO的に考えた結果、
文章を2000文字以上書けばいい。
キーワードを盛り込めばいい。
タグとリンクをXXX個張ればいい・・・・
という記事が量産されるようになります。
一見、よさそうなサービスですが、このような外注で頼んだ「よくあるキーワードを意識した」文章で見込み客に共感を産むコンテンツができるのか?はたして、効果が出るのか?いう声も多く聞かれます。
記事を量産し、テキストを埋めればSEOになるのか?
残念ながら、ただ記事を書いて投稿すれば良いという時代は終わりました。
これからは、本当にお客様の気持ちを読み取ったコンテンツこそ信用を勝ち取ることができます。
そのためには、経営者や担当者が自らコンテンツを作るべき、と私は考えます。
販売当事者、責任者がお客様の気持ちを読み取り、お客様はどのようなキーワードで検索するのか?
どんな状況、思いで、商品を探すのか?ということを考え、その結果として必要なコンテンツを作っていく必要があるのです。
お客様が共感してくれるコンテンツ、納得してくれたり、楽しんでくれる、共感を生むコンテンツが大切です。
その結果、サイトがお客様に選ばれるメディアとなり、お店のファンが作られていくのです。
ウェブサイトは企業の飾りではありません。お客様とのコミュニケーションを育むための
戦略的な営業ツールとして考えるべき。コンテンツ制作は会社にとって営業の手段と考えるべきです。
ECサイトだけではなく、ウェブサイトを営業のツールとするだけで、年間売上が1000万から1億、10億という話になることだってあるのです。
自社でコンテンツを作り、メディアを構築していくこと
日々、お客様のためにウェブコンテンツを作成することは、大変な頭脳労働ですが、このノウハウを見に付ければ、企業内の他では得られない知的資産になります。積み重ねていくことでさらに社内にノウハウが蓄積されていきます。
*これは、コンテンツを外注に出している限り、社内にノウハウは溜まりません。
今後 中小企業に必要なのは、自社メディアを作ることです。お客様に選ばれるメディアとなることで、
商品価値を上げ、継続的な収益を上げることができるのです。
ウェブメディアは一日で完成するわけではありません。
メディア構築 ご相談はこちらのウェブコンサルティングサービスをご覧ください。
ウェブデモの集客サービス
単発相談から6か月の顧問契約まで、4つの基本メニューを用意しています。
おすすめコンテンツ
- 1
-
動画マーケティングとは? 第1回 (全4回)
動画マーケティングとは何なのか? 動画マーケティングのカテゴリーには多くの記事を ...
- 2
-
アニメーションをパソコンだけで自分で作る方法
アニメーション制作サービスの内容を変更いたしました 弊社ではアニメーションの制作 ...