エクスマの真理　これからの「商い」

中小企業の経営者に読んでいただきたい一冊です。これからの「商い」のために必読の一冊です。

「商業界7月号　エクスマの真理」6月1日　発売にもかかわらず、すでにアマゾンではプレミアがついています。なんと定価1300円が2,730円！　でもご安心ください。近くの本屋さんで購入できます（お早目に）。

エクスペリエンス・マーケティングとは？

なぜ、このようにプレミアがつくほどになったか理由は、90ページにも及ぶ「エクスマ」特集記事があるからです。エクスマとは「エクスペリエンス・マーケティング」の略。藤村正弘氏の提唱する「マーケティング手法」です。エクスマの基本的な考え方は

「モノやサービスが欲しい人はほとんどいない」
「もうモノは余っている」
「誰もモノは欲しくない」　だからモノやサービスをを打っていると、売れないのは当たり前です。
だって、お客様は「モノ」ではなく、「体験」が欲しいのです。
「モノ」ではなく「体験」を売るためには、これまでも常識にとらわれず、視点を変えることが重要です。
視点をを変えるだけですから、誰でも今すぐできます。・・・

とあります。「個性がなければ選ばれない時代。」「仕事を面白がる」ということがエクスマの本質です。

この本では、エクスマの原則とともに、藤村氏の弟子の方の具体的な事例も細かく記載されています。理髪店からアパレル、旅館業、大型法人まで、様々な業種にまたがりこの原理は有効ということがわかります。

個性を出す＝自分を出すこと

藤村さんは既に多くの藤村さんの出版物を出されています。また、SNSでは、彼のお弟子さんのブログなどを目にすることも少なくありません。私は、個性を出す、キャラクターを打ち出すということは必要だけど、ある種の才能がなければできないのでは？という思いが最初はありました。
しかし、この本を読んで、誰でもできるということ、そして、エクスマの発想こそ、これからの中小企業の経営者には必須なこと。
ということがわかりました。

サラリーマン社長には向かない

エクスマの手法は大変おもしろく実践的です。簡単に始めることができます。しかし、単なる雇われ社長、サラリーマン気質の人にはできません。なぜなら、始めたら、継続していく覚悟が必要だからです。従業員や部下に「読め！」「やれ！」というような命令をするだけの経営者にもおすすめできません。
エクスマを実践するには、自らが会社を絶対に成長させたい。という真剣な気持ちがなければできないのです。経営者自ら、行動し汗をかく覚悟がなければうまくいきません。ロジックやノウハウではない「パッション」が前提にあるのです。
もっと楽して儲けたいとか、目先の効率化ばかり追求している経営には向かないのです。
＊結果的に一番効率がいい手法と私は思います。

経営者として自ら覚悟を持っている人におススメです

エクスマの手法は、楽しいながらも、覚悟を持って仕事をする中小企業の経営者におすすめします。

まだ一度も参加したことはありませんが、私も機会を作ってセミナーに参加しようと思いました。

エクスマ　藤村さんのブログ、この記事も素晴らしい　環境変化が激しい時代「インプロビゼーション経営」がいい

参考：大手量販店の終焉と中小企業ができること
括目せよ！中小企業は物を売ってはいけない。すごい事例
少しずつの変化が大きな成長につながる

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