情報発信はスマートフォンを中心に考えよう
2015/07/09
インターネットで集客を考えるための統計資料をまとめてみました。(2015年前期)データをみると今後のWeb集客にはスマートフォン、娯楽、趣味 コンテンツ コミュニケーション というキーワードが重要という事に改めて気づかされます。
情報はどこで仕入れるのか?
インターネットとテレビ、最新のNEWS、世の中の動きについて信頼できる情報を入手するには、テレビや新聞を活用する人が多いのですが、趣味や娯楽に関する情報になると今やインターネットから情報を入手するというのが当たり前になりつつあります。
参照:インターネットとその他のメディアの利用時間と情報行動 総務省 平成26年度調査
40代を境に趣味、娯楽の情報源がインターネットになってきている
上記の表を拡大すると、趣味や娯楽の情報収集はもはやインターネットが主流になってきています。50代ではほど半々ですが、今後ネットでの収集が増えていく事になるでしょう。60代以上ではテレビ 雑誌の方が情報収集の手段になっている層が多いようです。
最新の統計情報では、インターネットアクセスは2015年11月にはPCよりもスマートフォンが上回るという予想もでています。
参照:ニールセン2014年 日本のインターネットサービス利用者数ランキングを発表~
スマホ利用者は全てのコンテンツで増加傾向
ガラケーからスマートフォンへの乗り換えが進み、
参照:コンテンツ及びサービス利用の変化
調査によると
スマートフォン保有者では、「SNS」、「動画視聴」、「Eコマース」の3つとも利用している人は33.8%になり、「SNS」と「動画視聴」を共に利用していると回答した人は48.9%に上るなど、3分野すべてで利用者がフィーチャーフォン利用者より多く、その重なりも顕著に大きくなっている。このことからも、スマートフォンの普及に伴い、「SNS」、「動画視聴」、「Eコマース」がモバイルで容易に利用可能になり、実際それらを多くのユーザーが活用するようになってきていることが見てとれる
また、スマートフォンではLine Facebook ツイッターなどのコミュニケーション普及が3.5倍に進んでいます。
スマートフォン保有者では未保有者と比べて、「コミュニケーション」の比率が6.0%から21.1%と高くなり、「情報収集・コンテンツ利用」に次ぐ割合になっているのが特徴的である。このことからスマートフォン利用者ではインターネット利用の目的として「コミュニケーション」を重視していることがうかがえる状況である
検索よりもソーシャルメディアにより自分の興味あるコンテンツが発見される。
スマートフォンの普及に伴い、今迄のAIDAMA、やAISAS というパターンだけだなく、VISASという形も増えてきています。
【保存版】「AIDMA」「AISAS」など『消費者購買行動モデル』まとめ
自分が興味あることを探すよりも、友達や情報拡散力のある人の関心や口コミに引っ張られる形で興味を持つ。
昔からある傾向ですが、スマートフォン&ソーシャルメディアの活用が、拡散のスピードを速めてくれるようになっています。
VISASとは
認知は他者からの「Viral(口コミ)」によって訪れます。そして、口コミをしてきた人物に「Influence(影響)」され、「Sympathy(共感)」すれば、「Action(購買)」に繋がる。そしてその結果を「Share(共有)」する。
何かを欲しいと感じるのは「Search」では無く、自分の信頼する、又は仲の良い友達からの「Viral(口コミ)」が重要になる。
参考:ソーシャル時代の新常識。Viralと共感で繋げる新消費者行動モデル「VISAS」
まとめ
いろいろと消費者行動の分析を見ると複雑になってきているようですが、中小企業のウェブ集客でやるべきことはシンプルです。ブログ、動画、ソーシャルメディアをとおして、お客様に有益な情報を提供し続けること、お客様に認知さ、信頼される情報源と(メディア)となるということに変わりはありません。
検索キーワードからコンテンツを作ることは重要ではありますが、(参照 新しいSEOソーシャルメディアでのコミュニケーションはさらに力を入れるべきです。
地道なコンテンツ作り、これはデジタルでもアナログでも同じです。
すべての活動がファンを作ること
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