羽生善治から学ぶ ジリ貧になる前に何をすればいいのか?
孤高の勝負師 最強の棋士の言葉
稀代の天才棋士 羽生善治氏
羽生善治王位、勝ち数が歴代2位に並ぶ 通算1320勝
1996年に将棋界初の7タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)を独占するという前人未到の偉業を達成。2012年には通算タイトル獲得数が歴代一位となった。 参照:羽生善治 wikipedia
TED xTokyoでプレゼンテーションを行なった羽生さんの言葉は、全ての経営者、ビジネスマンにも知っていただきたいプレゼンです。
3手の読み
将棋の世界でも基本は3手読みです。1手目は自分の意思 2手目は相手の移動 3手目はその対応
この3手の読みで肝心なのは2手目です。
羽生さんは「死角」としてこの2手目について語っています。自分の行動は簡単ですが、2手目の「相手がどのように反応するのか?」という判断を見誤ることが、大きな落とし穴になりがちということです。
これは将棋に限らず日常、ビジネスでも同じことがいえます。
相手の価値観ではなく、自分の価値観や自分の期待値で物事を想定してしまいがちですが、あくまで相手の立場で考えることが大切と名人は語っています。
膨大な選択肢から決断するには
2手先、3手先を考えると、幹と枝のように自ずと選択肢は増えていきます。
数ある選択肢の中、どうしても目先の利益や行動に視点を奪われがちです。羽生さんはここで、鳥瞰図 俯瞰してみるということ、大局で物事を考えることの大切さを解説しています。
経営者は現状の選択肢、問題から距離を置き、鳥瞰することが大事。鳥の目で先を見据える結果、無駄な選択肢、やらなくていい事を論理的に決断しやすくなるのです。
ジリ貧になる前にリスクを取る
将棋の世界では「このままいけば負ける」という展開があります。いわゆる「ジリ貧」の状態です。 このままほっておけいても、時間がたてば、売上が下がる。このままではいけない・・・と思いつつ、なぜかそのまま本当の危機に直面するまで 何もしない。ということはありませんが?
勝負事では、勝ち負けで判定が付くことでわかりますが、経営では、ひどい損害や倒産などの悲劇になることも多々あります。
3手先を読む・・・相手の立場になって考える、鳥瞰、俯瞰で見ることで「未来の危機」を見つけ、早いうちにリスクを取って行動することが経営者の判断になります。
羽生名人の言葉には、経営にもつながる、貴重な提言があります。
まとめ
歴代2位の勝ち数 通算1320勝 歴代2位の加藤一二三 九段と並ぶ快挙です。
勝ち数1320の裏では508敗という負け数もあります。常に勝てるわけではない。負けを引きずらずに勝ちを増やしていった結果が今にあるのです。
将棋の世界では、常に選択と決断しながら勝負をしています。判断をあやまれば負けてしまう。とても厳しい世界です。
常にリスクと向き合い、決断していくこと、羽生さんの話はとても重く、心強いメッセージです。
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