誤解を生む、ユーザー目線のないコンテンツ
この週末は風邪でダウンしておりました。土日とも咳が止まない。頭はクラクラしております。私だけではありませんで、家族全員自宅で静養中・・・・
しかし、寝ているだけの休日などはいけない!と思い、日曜日の夕方、家族を連れて、近所のショッピングストアーになんとか、車で買い出しに出かけた次第です。
驚愕のトイレの看板
具合の悪い中、駐車場に車を止めましたが、トイレにいきたくなった私、やや近眼の私ですが、トイレの表示を発見し、ふらふらしながら300m先のトイレを目指して歩きます。
トイレ迄300m もう少しで到着だ・・・・
あれ、なんかおかしいな・・・
これトイレの表示じゃないのか?! もう一度みます。
これトイレの表示ではない!!!!化粧室の下の文字をよく見ると・・・・
「この階にはありません。下の階をご利用ください。」
この看板を目指して300mほど歩き、見つけた答えがこのメッセージ。トイレを我慢し、ヨタヨタとしながら、怒りを超え、絶望的な気分になりました。 おそらく、この「トラップ」には多くの人が絶望的な気持ちに襲われたことが想像できます。
余計なメッセージ(コンテンツ)は不信を招く
このショッピングセンターとしてみれば、この階にトイレがないことを伝えたたっただけかもしれません。しかし、誰もが、共通して認識しているサイン(トイレのマークはトイレの場所を明示する)を考えずに付けた看板のために、余計な不信感を植え付ける結果になっていること、気をつけなければいけませんね
余計なイメージを植え付けることで、炎上したCM
最近 ツイッターで話題になっているCMがあります。AGFのブレンディのCMです。
この動画は2014年11月に作成されたものですが、1年ほど立った今、海外のツイッターから逆輸入されて、今更ながら炎上しています。
http://www.agf.co.jp/company/news/2014-11-26-647.html
どのようなコンテンツかというと・・・
“牛”達の卒業式を描いた超感動作 思わず牛に感情移入?! WEB限定ムービー公開 Blendy特濃ムービーシアター
「〈ブレンディ〉ボトルコーヒー ミルクひろがる 挽きたてカフェオレ」のプロモーションの一環として2014年11月26日(水)に、「Blendy特濃ムービーシアター」を発表しました。
特設サイトでは、特濃牛乳を100%使用した「〈ブレンディ〉ボトルコーヒー ミルクひろがる 挽きたてカフェオレ」の魅力を“卒牛式(擬人化した牛たちの進路発表会)”で表現した、WEB限定スペシャルムービー“挽きたてカフェオレ「旅立ち」篇”を公開致します。
すでにオリジナルの動画は削除されえいますが、リンクと批評はこちら
擬人化した牛による卒業式のパロティ(卒牛式)
制服を着た高校生を思わせる「学生(牛)」たちは、皆鼻輪をつけ、番号で呼ばれる、壇上に上がると、鼻輪の無い人物(人)にそれぞれの進路先が発表される。動物園や闘牛場、中にはハム工場に送られる生徒(牛)も発表され、場内はどよめきも漏れるなか、主人公のウシ子は、日頃の勉強(サラダをむさぼり食べる、走り込みを続ける・・)努力が実り、強調された胸を張って壇上に登る・・そして念願の「blendy」に内定する「人」のコメントは「濃い牛乳を出し続けるんだよ」・・・・
という内容。
「厳選されたミルクを使うこと」をメッセージにしたいだけなのに、多くの人の共通した意識では、とても不気味な、差別的なイメージを思い出させる後味のわるいCMになっています。コマーシャルとしてのクリエイティブとして最悪です。
視聴者がどのような反応をするか?イメージしてください
看板やCMを見て一般の人がどのような反応をするだろうか?へんな誤解を生まないだろうか?トイレの掲示板も、blendyのCMも視聴者がどう見るのか?というイメージが欠落しています。どのような反応をとるのか?これはコンテンツを作る側にとって一番大事な事です。誤ったメッセージ、誤解されるようなメッセージが少しでもあるコンテンツは、発信しない方がましですので、注意しましょう。
追伸:見事なトラップにかかった私ですが、なんとかトイレには間に合いました(笑)
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