インターネットがあって本当によかった 13年会社経営して思うこと
茅ヶ崎に住んで18年くらいたちます。これは16年前の写真 まだサラリーマンのころ
右は7年前に他界した父 髪の毛が黒くてフサフサなのが当時の私です・・
株式会社ウェブデモも13年期目に入りました。
当社は5月決算なので、6月より新年度となります。動画をビジネスで活用するというテーマで起業し、おかげさまでなんとか新しい期を迎えることができました。今までお付き合いいただいたお客様に感謝です。ありがとうございます。
ウェブデモの前身は父親の会社でした。
私が動画を始めた理由:ウェブデモ 起業まで
観光会社に勤めていた父は、バリバリの営業マンでした。
昭和40年代は、団体旅行といえば観光バスを利用する時代。時流に乗った父は昭和45年に国内の観光バスの手配、斡旋の会社を興し家族を養っていました。
しかし、その後、空前のマイカーブーム&海外旅行ブームと大手観光会社がバス旅行に参入するようになります。父の小さな旅行会社は、倒産の危機を何度も迎えます。
何度も増資(いわゆる借金)を重ねた結果 資本金は2700万円まで増えましたが、バス旅行、地道な国内旅行の営業では食べていくことはできません。
日本がバブルで湧いている中でも我が家は貧乏が続きます。なんとかバブルのおかげで延命できた会社も、バブル崩壊の1992年にとうとう父親は会社をたたむことを決意します。
それでも「いつか役立つかもしれない。再興の機会があるかもしれない・・」という思いから、廃業ではなく、休眠会社として会社の登記は存続させていたのです。
私がサラリーマンをやめて会社を興す時
最初に思ったのはこの会社をよみがえらせることでした。
資本金はそのまま、観光業としての定款はソフトウェアのサービス業としてすべて変更し、屋号も「ウェブでデモする」=ウェブデモに登記変更しました。
それから13年、いろいろな失敗を重ねながらも何とかウェブデモは存続してまいりました。
株式会社ウェブデモ
インターネットがあったらなんとかなっていたかもしれない
父親の会社は東京 西新宿の高層ビル街から少し外れにある雑居ビルに事務所を構えていました。今は雑居ビルも残っていません・・・
大学が新宿にあった私は、よく通学著中に事務所に寄ったものですが、仕事がなくダイレクトメールを一枚一枚、便箋に入れている疲れ切った両親をみるのは忍びないものがありました。
大手観光会社との価格競争、バス旅行の衰退 そしてバブルの崩壊・・・小舟のような小さな会社では、何をしてもうまくいかない・・・。当時の父親の気持ちは、家族を持ち、経営者になった今だからわかりますが、当時のバカな私にはわかりませんでした。
インターネットもない当時、いくらあくせくしても、マーケットが小さくなれば、手の打ちようがなかったのです。
それに比べて今では、インターネットという「とんでもなく便利なツール」があります。
今こうやって会社経営をして思うのは、
もし、当時の状況でもネットがあれば、なんとかなっていたかもしれない。ということです。
どのような小さな商売でもやり方を考えればいくらでも方法がある。
インターネットがあって本当にいい時代になったということを感じずにはいられません。
父が他界して7年になります。形見と言えばこの会社くらいですが、父に恥じぬように、世の中に少しは役立つ会社として成長させたいと思います。
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今後ともどうぞウェブデモをよろしくお願いいたします。
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