エリートサラリーマンがいきなり40億の借金を背負った結果
2017/09/07
ある日突然40億円の借金を背負う――それでも人生はなんとかなる。
中々事業が好転しない。どうしたら先に進めるのだろうか?そんな悶々とした気持ちを持つ人におススメの書籍です。
父の急逝により、家業と莫大な借金を受け継ぐことになりました。その額、40億円。継いだ企業は「会社」と呼べないほどの崩壊状態、家にも督促の電話がかかってくる日々でした。やっと調子が上向いたと思えば、店の火事、ベテラン社員の死、食中毒事件と、驚くべき不運が続きます。しかし湯澤氏は、何度倒れても立ち上がるボクサーのようにKO寸前でよみがえり、ついには「80年かかる」といわれた返済を目前に控えるまでにこぎつけました。人生、いつ、何があるかわかりません。今どんなに“のっている”人も、今どれほど追い詰められている人も、湯澤さんの数奇な体験に胸が熱くなり、勇気をもらうことでしょう。机上の空論や飾り言葉ではない、真の「経営論」「人生論」がここにあります。
経営者であれば誰でも困難があります。しかし湯澤社長の壮絶な借金返済の物語は困難なんてものではないはずです。経営者の方、是非一度読んでおくべき本です。
40億の借金と、飲食店33店舗で店長が2人統制のとれない無秩序状態のお店の立て直し、銀行との折衝・・・ よくぞここまでできるものなのか?本当にすごいノンフィクションです。
私も志をもって13年前に起業しましたが、軌道に乗り始めたいい時には税務署から調査が入ったり、リーマンショック、見通しの間違いから多額の負債を抱えたり・・・いいことばかりではありません。
どちらかというと苦難の連続です・・・。
でも、こんな困難でもきっと誰かの役に立っている。「人生はなんとかなる」ということをこの本から改めて感じました。大きな希望と勇気をもらえる一冊です。
経営者だけでなく、多くのビジネスマンにも読んでいただきたい。
仕事をする意味は何なのか?
40億の借金の返済にめどが立ち、あらためて湯澤社長は考えます。
経常利益を毎年1億5000万あげ続ける事が俺の人生の目的なのか?それっておかしすきないか?
変なプライドもあってなかなか今までのことを否定できなかったが、頭の中を白紙にして考えてみることにした。
借金もなく、ナンノ制約条件も何の義務感も何もなかったとしたら、自分はいったい何のために経営するのか?
これは深いです。
仕事を通じて、自らを成長させながら社会に必要とされる誇りをもっていく。
今 私もこのことを考えています。
仕事に誇りを持とう
最後の言葉も引用します。
中小企業は「大企業になれなかった会社」ではない。「大企業になる前の段階にある弱い会社」でもない。 私は、社会の一隅を照らすことが中小企業の役割だと思っている。特定の分野に特化していくといい換えてもいい。地位様マーケットの中で特定の分野に特化している企業は強い。
どのような仕事であれ、誇りを持って仕事していきましょう。それが中小企業の経営者が持つ心なのですね。
中小企業家同友会の動画に本人登場
全国の中小企業経営者の集まりである、中小企業家同友会に著者の湯澤さんも入会しています。
これ当社で作成しました。
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